梅雨に入りました☔️6月はこの曲。「カエルのケロピ」。
京都の奥座敷、北山に、岩屋志明院というお寺があります。650年に役行者さんが草創、弘法大師が再興しました。本当に昔話に出てくるような、山寺です。
かつて京都に電燈が増えた時、居場所がなくなった「もののけ」たちは、皆ここに逃げたとも言われている、この山寺には、司馬遼太郎さんも好んで滞在し、また、アニメ「もののけ姫」の発案もここから始まったそうです。
ここの和尚さんは、とても素敵な個性的な方で、これまた昔話に出てきそうな可愛い方。昔、鴨川の水でダムを作ることになった時、体を張って止められました。一度決まったダム建設案をくつがえした、その勇気あふれる話は「ダムと和尚」という本にまとめられ、全国、または世界のダム判定運動のお手本とされています。ご本人は「難しい話じゃなくてね、僕はこの水で育ち、この水が大好きなだけ。この水が汚されたり、止められたりするなんて、とても耐えられないだけ」と、その笑顔がまた素晴らしい。
そんな和尚さんに「カエルの冒険の歌を作ってよ」と言われ、できたのがこの曲。
子供の歌ですが、ここでは自分で歌っています。
実は和尚さんに歌ってもらったバージョンもあるのですが、何かのカタチで、志明院のお手入れや、北山の再生のお役に立てる配信の仕方はないものだろうか、と現在企画を募集中。
ピンとくる方は、どうぞご連絡ください。和尚さんの声、いいですよ☺️