先月に引き続き、「Spacious」からの1曲です。
「鏡池」。
今年は9月に入って、一気に空気が秋に向かってきました。
まだ暑い日もありますが、昨年のような「残暑!」という感じではなくて、
空気や空の澄んだ感じ、風が時々立つような感じが、しっかり日に日に進んできて、
「あらあら、このまま秋に突入なのね」と。
ちょっと「夏にちゃんとさよなら言ってなかった…」という気分です。
この映像は、昨年10月末に撮ったもので、今よりもう少し秋が進んだ頃ですが、
きっと山の方では、もうこんなところもあるかもしれません。
「鏡池」という名前の池や湖は、日本の各地にあるようです。
昔から、人がその水を見つけた時、きっと、
「鏡のようだ」と、感動してそう呼んだのでしょうね。
この映像は、長野県の「鏡池」。戸隠の近くです。
澄んだ水と、そこを渡る風、水面に映る木々や雲に、私も感動しました。
今年も、緊急事態宣言が終わらず、なかなか遠出はしにくいですが、
旅をした気分で、楽しんでいただけたら幸いです。
時折再開する蝉さんの合唱に、鈴虫たちが混ざってきました。
蝉さんも、毎年季節の移り変わりが読めなくて、最近は大変でしょうね。
それとも、あの子達は、そういうことがわかるセンサーをお持ちなのでしょうか。
激しい季節の移り変わりや台風の中、あちこちで生きている命に
がんばれ、がんばれ、愛してるよ〜と言いながら、自転車を漕いでいます。
あなたもどうぞ、お元気で♫
P.S.この映像は、ミュンヘンのミュージックビデオ祭で、音楽デザイン賞、ヨーロッパのショートフィルム映画祭で、ファイナリストをいただきました。旅が恋しい気持ちと、森や水に惹かれるのは、どこの国でもおんなじですね!